(アドベントカレンダー参加) OCS会@マルセイユに参加したときの話

  ひょんなことからフランスでOCS会に参加する事になったので、その時の経験(詳細なプレイの経過よりも、ゲーム会全体の雰囲気を中心に)を書いて見ました。

(事前に許可を取っていなかったので、顔写真は無し、名前は仮名です)

 

きっかけ

そのフランス人ゲーマーと知り合ったのはBGGで“信玄上洛(GJ)”を購入しようとして連絡をとったのが最初でした。結局、先約が有り“信玄上洛”は手に入らなかったものの、彼の実家(普段はパリ近郊に住んでいる)が近くの街である事、彼が日本のゲーム(特に戦国時代)に興味を持っている事から、やり取りが始まった。

折々に、日本に一時帰国した際に日本のゲームをフランスに持って行く、彼が南仏に帰省した際に彼の家でゲームをする等の付き合いをしていた。

そんな今年の7月、南仏に帰省した彼の元に日本から持参したGJ-71を持参してゲーム(道明寺の合戦)をプレイしていたところ“今度の週末に、マルセイユでゲーム会があり、OCSをプレイするのだけど一緒にやらないか?”と声をかけられ、急遽参加することが決まりました。

 

OCSゲーム会@マルセイユ

  当日、教わった住所に9時過ぎにたどり着くと、そこは運動クラブのクラブハウス(フランスは地域のスポーツクラブ活動が盛んで、スポーツクラブがグランド、クラブハウスを所有し、管理運営している)でした。

 

  既に私以外の参加者6人は、既にプレイ準備などが終わった所でちょうど始まったばかり、早速、ケースブルーの一シナリオ(すいません、シナリオ名を失念しました)をプレイするドイツ軍側に混ぜてもらい、半分を担当することになりました。このOCSゲーム会の主催者であるルイがソ連軍を担当。

  もう一卓は、ハンガリアンラブソディのキャンペーンを4人で(ちょうどこの週末は、714日の祝日を含めた3連休で)3日かけてプレイする予定との事。

ハンガリアンラブソディ卓

  4人のメンバーは、402名、501名、そして最高齢はなんと82歳!!

  “彼は、フランスでも最高齢のOCSプレイヤーだね”と、みんなが言っていました。

 

  どうしてこの場所を会場にしたのかと尋ねると、主催者のルイが、このクラブハウスに所属するコーチで“夏休みに入り、クラブ活動が休眠期に入っているので空いているクラブハウスを毎年使い、この時期にOCS等の大きいゲームをプレイしている”とのこと。“OCS コリアも良いゲームだけど、折角広い場所と人数を集めて3日間プレイできるので、いつもより大きいスケールのゲームをプレイしている。”とは、彼の友人であるダビッドの言。

 

  プレイは、初手の第一ターン ソ連軍がガーっと攻め込んできたところをドイツ軍が必死に防御するという流れで進み、足掛け2日間かかりました。

第一ターン終了時?(たぶん)

  ソ連軍の戦線にドイツ軍の攻撃により何度か綻びが生じるものの適切にソ連軍予備に対応され、最終的にルイのプレイするソ連軍がドイツ軍の攻撃を持ちこたえ、ソ連軍が勝利して終わりました。

ゲーム終了時


食事など

  2日間にわたるOCSゲーム会なので、当然、途中に昼食が挟まります。

  昼食はルイが用意したタボール(粒上のパスタ)、サラダ、ソーセージや肉団子をメインディッシュに、加えて各自が色々と持ち込んだ食料(フランスパン、クロワッサンやスナック、スイカなどのフルーツ)、そしてもちろん良く冷やしたロゼワイン。(以下の写真をご覧ください)

  暑くて乾燥した気候なので、良く冷えた南仏名産のロゼワインは特に美味しく、中には飲み過ぎて、午後のプレー中に寝てしまう人も・・・

  (フランス人は一般的にアルコールへの耐性が強くて、ほとんど酔わないのですが、今回は飲み過ぎた様です。“良いワインは、プレーヤーを殺してしまう”との事でした・・・()

お昼ご飯の食卓


お昼ご飯のメインディッシュ


クロワッサンとパンオショコラ

もちろん、食後のコーヒー(エスプレッソ)もあります


フランスでのゲーム会事情

  フランスでもゲーム会が行われているが、プレーヤーが多い大都会では会場の確保が難しく、なかなか大規模に出来ず、好みが近いプレーヤーが集まってプレイする場面が多いとの事。どこの国でも場所の確保に頭を悩ませている事情は似ているようですね。

  パリ、マルセイユ、リヨンなどの大都市ではテーマごと(ASLなど)に集まって定期的に活動してるゲーム会があるようです。


  来年の目標は、ASL等他テーマのゲーム会に参加かな? 

 

 

 

 

 

 

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